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■牛心編 第三章:『死がよぎったあの夜』
「覚醒剤やめますか?人間やめますか?」でお馴染みのKOZY★KOZYです。
ちょっと長くなるが、今日はオレの人生でもトップクラスと呼べる「恐怖体験」の話をしようか。。

・・牛心で働き始めて数ヶ月経ち、オレもだいぶ慣れたある日、いつものように夜勤に出勤すると
昼番の人からこんな事を言われた。

昼:『KOZY、どうやら要注意人物がシャバに出てきたらしいから、ナイトは気をつけろよ。
   ヤバくなったらすぐに警察呼べよ。


え?要注意人物って何?
と思い聞いてみると、、それは数年前まではよく現れていたらしい
通称『シャブたれ』、つまりは覚醒剤中毒者の事だった。

マジなのか!?そんなヤバイのも来るのか!??
確かに中洲牛心ナイトの客層というと、酔っ払い、ヤクザ、ホームレス、ホスト
といった感じで、普通の客はほとんど来ない。
そんなもんで、これまでもヤクザに「お茶がぬるいぞオラァっ!」と言われ
熱いのに替えて持っていくと「熱かろうが!オラァっ!!」といちゃもんつけられたり、
ホストが「お冷下さい、、えーと100杯!ぎゃははは!!」とか、
夜10時から朝の9時までの11時間、あらゆる絡まれ方をするので、その頃のオレは
かなり強靭な精神力を身につけていた。
だが今回ばかりは勝手が違う・・・まさかシャブ中とは。
しかし、その忠告を聞いた数日後、ついにヤツは姿を現す。。

その日、夜中の2時過ぎ頃に「牛丼はうまいなぁ」と言いながら飯を食う、
坂上二郎似のおっさんが来た。
酔っ払いと思いオレは特に気にしてなかったが、その男は飯を食い終わると
突然ひどく錯乱しだした。

シャ:『ぎゅうどんはウマイナー!!わあぁー玉子ぉがほしいなあー


!?何事かと思ったが、オレはすぐにピーンと来た。
・・コイツがシャブたれだ!
シャブたれは大声で喚きながら椅子をガツンガツン蹴りつつ、
オレの方へ寄ってきて何か言っている。

シャ:『!!△★■××○▲▲ってぃ!ばあ☆あーーー!


怖ええーーー!何言ってるか解らねぇ・・
ああっ!!目が寄ってる!!まじコエエエエーーー!!
きっと、オレには見えない何かが見えているんだろう・・
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(↑イメージ画像)

シャブたれは奇声と寄り目のまま傍にあった醤油ビンをムンズと掴むと、
振り返りながら激しく壁にブン投げた。
・・・パリーーィィン!!
壁一面に飛び散る醤油・・砕け散るビン・・目を見開く同僚・・全てがスローモーションだった。
そしてシャブたれは満足したのか、フラフラと店を出て行った。

・・・恐ろしい。
もう二度とこんな思いはしたくない!と激しく思ったが、残念ながらこれ以降
ヤツは何度も現れるようになる。。
ただ、おとなしい時もあって、そんな時は意味不明の呪文を発しながら
湯飲みを持って出て行ってしまう程度ですむが、悪い時は
千円札を数十枚突き出して「金を数えてくれ」と言い、店員が数えて枚数を伝えると、
足りんやないか!」と絡んで自称足りない分を巻き上げようとしたりする。
そしてこの男に初めて出会ってから1ヶ月ほど経ったある日、
オレはこれまでで最怖の思いをする事になる。

・・その日のヤツは現れるなり危険度MAXだった。
なんと顔面血まみれで店に入ってきた!

シャ:『ああーーーっ!!死んでしまうまで誰かと喧嘩がしたいなぁーー!!
    殴り合いたいなぁーー!!うわああーーー


そう叫びながら壁をがんがんパンチしているシャブたれ。
もうキメキメだ。
何があったのかは知らないが、今日はかなり興奮している様子で、
身の危険を感じたオレはコリャやばい、と中州の交番へ電話して
シャブ中が血まみれで店で暴れてるから早く来てくれ、との要請をして警官の到着を待った。
・・・しかし警官はなかなか来ない。
そして少しすると、シャブたれは壁パンチを止めて、こっちへ来て何やら叫びだした。

シャ:『あくしゅぅーーしよう!あぁあくしゅうう~~を!

「握手をしよう」と言っているらしい。
ええっ! 超怖い!!シェイクハンドだって!?
ちょっと想像してみてほしい・・。顔面が血まみれで叫びながら壁を殴っていた覚醒剤中毒者が
握手をしよう、と寄って来た、、もちろん例の寄り目でだ。
gaz-02.jpg
(↑イメージ画像)

そんな申し出を受け入れるなんぞ絶対に無理だ!
しかし、躊躇するオレにシャブたれは少々イラついた様子で、
「握手っ」と言いながら手を差し出してきた。

・・これは殺される・・・マジで思った。
これまでの牛心での日々が走馬灯のように蘇り、
その記憶が現在に至った所でオレは観念した。
差し出された手を力無く握り返し「寄り目田 シャブ男」の血まみれの顔を
間近で見た時、意識を失いそうで、まったく生きた心地がしなかった。
というか、もう死んだ気がした。

数秒後、シャブたれは放り投げるようにオレの手を振りほどき、
厨房にいた同僚にも握手を求めた。
彼は一瞬オレの方を見て、助けてくれ!みたいな目をしたが、
オレはつい視線を逸らしてしまった。。
オレに見捨てられた彼は、気絶しそうな顔で握手をし、終わった時には抜け殻のようになっていた。。

オレ達二人の心に「一生消えない恐怖」が刻み込まれた頃、、
やっと警察が到着して暴れるシャブたれを取り押さえ派出所に連行していった。

・・・かくしてこの恐怖の夜は幕を下ろし、オレ達は無事に美しい朝を迎える事ができた。
そしてこの一件から後、シャブたれはパッタリと姿を見せなくなったが、
恐らくはまたお勤めにいったのだろう。。

牛心のナイトではこの時の経験が一番恐ろしかったのは確かだが、その他にはこんな事もあった。
例えば、「にいちゃんこれ何かわかるやぁ?(ニタニタ・・)欲しいかぁ?
と言いながら「謎の白い粉」の入ったビニールの小袋を見せるおっさんや
これは言っていいのか分からないが、、、「拉致」的な現場を目撃した事もあった。
店の外でホステス風の女の子が歩いているのを眺めていたら、突然女の子の背後から黒塗りの車がやってきた。
たまたまそうなったのか、車はオレの視界を遮るように停車すると、中から数人の男が出てきて
女の子を車に押し込みそのまま走り去っていった。

と、こんな感じで牛心時代はめったに出来ない経験をいろいろしたが
最後にみんな達に言っておきたい。
これらは全てノンフィクションでホントにあった実話だという事。
あと、もうね、、覚醒剤だけはヤバイから絶対ダメよ、という事で。

牛心編終了。


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■牛心編:第二章 『夜の愉快な仲間達』
「最近はタコ釣りにはまってます」でお馴染みのKOZY★KOZYです。
では、牛心編第二章・・・

歓楽街の洗礼」をなんとか済ませてから一ヶ月程経ってやっと少し慣れた頃、
人手不足との理由からオレは夜勤(店ではナイトと呼ぶ)にまわされ、
それから半年ほどの間ナイトの住人となる。。
中洲店のナイトと言えば、歓楽街の夜勤という事で、「忙しい」そのうえ「柄も悪い」ので
牛心全店の中でも「それはやりたくない」と評判のポストだ。

実際にナイトをやってみると、まさに評判通りで大変だったがその反面、
面白い事も多かった。

まず、当時中洲では有名だったが「よしこちゃん」と呼ばれていた
婆さんホームレスを紹介しようか。
彼女は昼間は銀行の入り口で座り込んで、信号待ちの人達に向かって、
聞くに堪えない罵声をあびせかける」という行為を日課にしている
なかなかにパンチのあるキャラクターだ。。
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(↑よしこちゃんのイメージ画像)

あるクリスマスの夜にケーキ屋の前で見かけた時は、店の前に止めてある
自転車のカゴに入っていた「ケーキ」をすぅーっと盗んで静かに去っていった。
また、博多どんたくの夜には「にわかせんぺえ」のお面を装着し
重そうな荷物を引きずりながら朝もやの中へ消えていったりと、
よしこちゃんはそんなちょっとお茶目な一面も持っている。

あと、他にも夜勤中に現れた珍客たちの一部を紹介しよう。
・「顔面ダイブおじさん」
 (泥酔して牛鍋定食に顔面を突っ込んだまま寝ていたおじさん)
・「妖怪鍋吐き」
 (泥酔して今食べた牛鍋定食を胃袋から器にリリースして器で寝たおじさん)
・「落ち葉男」
 (秋頃の早朝に出現。両手いっぱいに落ち葉を抱え、店の自動ドアが開いたその刹那、
  葉っぱを店内にばら撒き、さっそうと去っていくおじさん)
・「伊良部投手」
 (あの伊良部が来て、大盛り牛丼を2つ買っていった。)

パッと思い出したのはこんなとこだが、あとは外国人なんかもよく来ていて、
博多弁の黒人」や「牛肉以外の料理は無いのか?と聞くインド人」等色々いたが、
その中でもひときわ印象深かった「白人男性」のエピソードを紹介しよう。

彼は朝定食を食べに来店し食券機でチケットを買った。
朝定食には「魚定食」と「納豆定食」があり、恐らく彼は「魚」が食べたかったんだと思う。
しかしチケットを見ると「納豆」を買っている。
オレは気を利かせて『コレ ナットウデスケド イイデスカ?』と優しく尋ねたが通じなかった。
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(↑イメージ画像)

しょうがないので、とりあえず納豆を出してなんか言われたら、魚に変えてやろうと思った。
納豆定食を持っていくと、一瞬彼の眉間にクワッ!としわが寄った。
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(↑イメージ画像)

やっぱりだ・・魚が食いたいんだ・・・
しかし、ここでチェンジ!とか言ってくれれば良かったのだが、彼は小さくサンキューと言った。
オレが様子を伺っていると彼は恐る恐る納豆のカップに手をつけ、
その粘っこい「パンドラの箱」をビリッと一気に開けた。
なんというチャレンジ精神か。
辺りに立ち込める納豆臭・・クワックワッ!とさっきよりも深いしわが彼の眉間に寄った。
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(↑イメージ画像)

そりゃそうだ、、外国人に納豆はちょっと無理だろう・・可哀想に・・
オレはいつでも魚定食にチェンジできるように準備をして彼のコールを待っていた。。
・・・が、なんと無謀にも彼は納豆を口に運び、その直後これまで見たことの無い顔をした。

しばらく切ない目でオレを見つめていたが、その後ガックリと肩を落とし、
振り返りもせずに彼は店を出て行った。
片付けにいってみると、やはり納豆が残っていたが、そんな事は問題じゃない。
彼の勇敢なチャレンジ精神に敬意を払いつつ、オレも海外に行った時は
あれくらいアグレッッシブに責めねば、と納豆の器に誓ったのを覚えている。

※ちなみにこの白人は後日また現れて、その時は「魚定食」を買ってました。
 よかった。

・・と、このように牛心のナイトでは、愉快な中間達が目白押しだったが、
時には恐ろしい経験をする事もある。
次回はそんな話をしてみようか。

第三章へ・・


■牛心編:第一章 「歓楽街の洗礼」
ハロォ!
5百円玉を愛してる・・』でお馴染みのKOZY★KOZYです。
今回はオレの二十代の頃の話でいこうか。。

アゴが外れたり、カツアゲされたり、時にはギターを盗まれたり、犬嫌いになったり・・・
と、ティーン世代にはいろいろあったオレだったが、どっこい20代もなかなかのものだった。
オレは二十歳くらいの頃に、中州の牛丼屋「牛心」という店でバイトしてたんだが、
中州という土地柄からか、これがなかなかに珍事件の多い店だった。
面白いエピソードから、恐怖のエピソードまでいろいろとあるが、
とりあえずここ何回かは、この「牛心時代」のエピソードを語っていきたいと思う。

・・・まず印象に残っているのはバイト初日の出来事で、
この時の事をオレは「歓楽街の洗礼」と題し、心の1ページに刻んでいる。
この日は、あがり間近になってちょっと薄汚い一人の男が店に入ってきてオレにこう言った。

男:『ああぁ、ここにジャンパー忘れてなかった?』

K:『いえ、ありませんでしたけど』
そう、今日一日でジャンパーの忘れ物などは特になかった。

男:『おっかしいなぁ・・オレここに忘れてきたんやけどなあ・・・
   盗ったぁ?』


バカな!盗るかそんなもん!
正直、こんな薄汚い男の衣類など欲しいはずもないので、
もちろんキッパリNOと答えたが、それでもこの男はゴネ続けて終いにはこう言い出した。

男:『あ~あ・・無いなら弁償してもらわなイカンなぁー。オウオウ!』

ついに出た。
そう、この男いわゆる「いちゃもんつけて金を巻き上げる」というタイプの小悪党だった。
もちろん弁償の義務などあるはずもないが、なんせバイト初日だし、
想定外の出来事だったので、これはどう対応したものかと困り果てテンパったオレは
不覚にもしばらくの間硬直してしまった。
その間この男は「オウオウ!」と調子付いていていたその時、、やっと助け舟が入った。

S:『シュウちゃん、もう分かったけん、はよ出ていかんね!ホラホラ!』

そう言いながらバイト長のSさんは、ちょうど子猫を咥える親猫のような感じで
その男の首根っこを掴んで店外に引きずりだし、追っ払った。
・・・・?? どういう事だろう?

つまり、シュウちゃんと呼ばれるこの男、実は常連で店で経験不足の新人を見かけると、
いつも何かといちゃもんをつけて、金品を巻き上げようと絡んでくるらしい。
そして、店の人達もそれを知りつつも、トラブルへの対応の仕方など、
新人の素質を見抜く材料として、ギリギリまで助けずに見守る、という
いわゆる登竜門的なものになっているそうだ。

要するに、追っ払おうと思えばいつでもすぐに追っ払えるが、
とりあえずはしばらく放置して様子を伺う、という事なので新人にしてみればたまらない。

しかし実際これくらいのトラブルは楽にいなせるくらいでないと、
この中州という街ではやっていけないという事をオレは後に知る事になる。。

第二章へ・・



GIGのあと
オレが高校の頃に経験したある事件について話そう。
ある時バンドの先輩に誘われて「ももちパレス」という800人収容の
大ホール?でライブを演った事があった。
これがその時の写真だ。
gt-01e.jpg
(↑目伏せを入れています。)

もちろん800人もお客を呼べはしないので、席はガラガラだったが
ノリノリのキメキメでライブ自体はバッチリこなして、上機嫌でステージを終えた。
・・が、、事件はその後起こった。

ステージを終え、喉が渇いたオレと友人Nは、エレベーター前の柱に
お互いのギターを立て掛けてジュースを買いに行った。
そして戻ってみると、置いてたギターが2本とも無い・・
まさか・・やられた・・ギターが盗まれた!

ガッデム!!

まるで蝶野のように自然に出た。
状況とマッチした言葉というのは実に美しい・・。

それはさておき、こりゃあ一大事だ。
バンドマンにとってギターは命
芸能人なら歯が命
辺りにギターを抱えた怪しいヤツがいないか、すぐさま見まわしたが
その日はちょうど花火大会があって街は人でごった返しており、
どうにも見付からない。

かなり探し回ったがダメだったので後日、警察に盗難届けを出す事にしてその日は諦めた。
届けを出してから二週間経っても連絡は無く、モヤモヤとしていたある日、
一緒にギターを盗まれた友人Nから電話があった。

なんでもNの彼女がオレ達の物らしきギターを「質屋」で見付けたらしい。
素晴らしい、お手柄だ。
すぐにNとその質屋へ行ってみると、確かにオレのギターと、
その横にはNのギターが置いてあった。
しかも、ショーケースにはオレ達のエフェクターやチューナーまでも
ちゃっかり商品として売られているじゃないか!

くっそう!ふざけるな!怒りが込み上げてきたオレはレジへ行き
あそこに売られてるギターは、この間盗まれたオレ達のものだ、
といった事を店員に言ったが、

そう言われましてもねぇ・・ウチも買い取ってますから困りますねぇ(ニヤニヤ・・)
とラチが明かない。

とりあえずこの事を警察に伝えたが、捜査をして何か進展があれば
連絡するから待っていろ、という事だった。
しかしその後、まったく連絡の無いまま2ヶ月程が経過した為、
痺れを切らした友人Nがついに警察に怒鳴り込むという暴挙に出た。

N:『オレ達のギターの件どうなっとうとや!早く捜査してくれよ!』

警:『なにおぅ!警察には殺人事件とか凶悪犯罪もあるんやから
  その件ばっかりやる訳にはいかんのだ!ちょっとこっち来なさい!』

   
・・・この後彼は別室へ連れて行かれて、警官とタイマンで
   こってりと2時間余り説教されたらしいです・・

しかしNがせっついたお陰か、その後捜査は進んで
犯人はなんと「親子の窃盗犯」だという事が分かった。
なんでも、子供が盗んで親が売る、というコンビプレイが手口の窃盗常習犯だそうだ。

で、結局ギターはどうなるの?と警察に聞いたところ
これは盗品だが、質屋が買ってしまってる以上「質屋から買い戻す」という事になるそうだ。
バカな!そんなおかしな話はない。
自分の不注意からとは言え、盗まれた挙句に取り返す為には
また買わなければいけないだとぉ!?

ブチキレたオレ達は相当しつこく警官に喰らい付いた。
そしてそれが功を奏したのか、「税金を使って買い戻す事が出来るかもしれない」
という事になり、最終的には税金で質屋から買うことで話がついた。

程なくして「税金で買ったからギターを取りに来い」との連絡が
警察からあり、ついにやっと、、ギターはオレ達の手元に戻ったのでした。
皆さんの税金のお陰です!その節はどうもありがとうございました!

まあ、このようにしてこの質屋事件は一件落着し、特にオチもないが、
・盗まれた  そう思ったら  まず質屋
を合言葉にみんな達も、こんな事が無いように気をつけて欲しい。




犬嫌い
実は何を隠そう、オレは犬が苦手だ。
猫は大好きだ。
猫ちゃんはあんなにモシャモシャしてるうえに「にゃあ」とか鳴くからたまらない・・
あのちっちゃな顔をアイアンクローした時の、手にスッポリ収まるフィット感もたまらない・・。
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(↑イメージ画像)

おっと話が逸れたが、とにかく犬は急に噛みつきそうでなんか怖いし、
ワンっ!というあの鳴き声もドキッ!とするので、どうもダメなんだ。
でも、昔は全然大丈夫だった。
実際犬を飼っていたこともあるし、そいつの事は可愛がっていた。
そんなオレがなぜ犬嫌いになったのかを今日は話そうか。。


あれは15歳、、中3の頃だったと思う。
ある日の夜、無性に「※ミロ」が飲みたくなったオレは、近所の自動販売機に買いに出た。
※ネスレの麦芽飲料

その道すがら、電柱の所に一匹の犬が見えた。
その日はちょうどゴミ出し日だったから、電柱の根元に
生ゴミの袋が積んであり、犬はそれをあさっていたようだ。

まあ特に気にするでもなく、その犬の背後を通り過ぎようとしたその時だ。
ゴミをあさっていた犬がくるりとこちらに振り向き
「ウゥ~~・・」
と唸り声をあげ始めたんだ。
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(↑イメージ画像)

なんかヤバいなぁ~・・・と思いながらもオレは
そのまま歩を進め、犬のすぐ後ろまで来た時だった。
ヤツは姿勢を低くし臨戦態勢を取り、ジリ・・・ジリ・・・
とオレの方に近寄ってくる。

これはマズイかもしれない・・オレの額からは冷や汗が滴った。
そしてこの水滴が地面に落ちたその音がゴングにでもなったのだろうか、、
この犬野郎は急に狂ったように吠えながらオレに襲いかかって来た!

「ヒィやぁあああああああぁぁぁーーーー」

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(↑イメージ画像)

・・・・思わず大声が出た。
15歳という多感な年ごろだったので、かなり恥ずかしかったが、
のび太よろしく状態で、悲鳴をあげながら猛ダッシュで逃げるオレ。
その後ろをガウガウ!吠えながら追いかけてくる犬野郎
背後でハアハアと犬野郎の吐息が聞こえる。
スタァ的脚力を持つオレでも、さすがに犬の脚力には敵わない。
距離をグングンと縮められ、もうだめだ、というとこで犬野郎は
突然くるりと振り返り、元の場所へ戻ってまたゴミを漁りだした。
なるほどな・・・どうやらオレは奴のゴミテリトリーで獲物を横取りすると思われたらしい。

取るかアホー!バカにするな!この犬野郎が!

捨て台詞を吐き捨てた。
なんとか噛まれずに済んでホッとしたオレはジュースはもう諦めて家に帰った。
・・・これ以来オレは犬が苦手・・というか、急に噛まれそうで怖い。。
きっと、「クゥ~ン」とか言いながら寄って来て油断をさせて「ガブリ」・・だぜ。

みんな達は敵意をむき出しにした犬に追われた事はあるだろうか?
いや、もうこれホントに怖かったんです。




カモられ続けたあの頃・・(第二章)
『第二章』

・・・その日オレは仲の良かった友人「Y」と「I」との3人で
自転車に乗って街をブラブラ走っていた。
当時外で遊ぶ時は、こんな感じで特にあてもなく自転車でブラブラして
気が向けば公園や神社へ行ったり、たまにはゲーセンへ行ったりする、
というのがオレ達のスタンダードだった。
今思うと、なんだそれ?という感じがするがまあそうだった。

その日も昼に待ち合わせをして、とりあえずはチャリで公園を走っていた
オレ達だったが、そこで背後からお呼びがかかった。

魔:『おいっ!うぉいっ貴様!

ちぃっ!今日も出やがった・・・これはヤツら悪魔どもの声だ。
オレ達は瞬時にアイコンタクトを取り、決して振り返らず、そしてただ無言のまま
ペダルを踏む足に渾身の力を込め猛ダッシュで漕ぎだした。
なんせこっちはチャリだ。
めいいっぱい漕いで逃げれば余裕で逃げ切れるだろう・・・と思っての行動だったが、
どうやらオレ達はすでに重大なミスを犯していたようだ。

そう、、「ヤツらもチャリ」だった!
眉間には、これでもかと言わんばかりにシワを寄せた2つのリーゼントが、
例のニワトリ状態で叫びながらグングンと距離を詰めてくる。

魔:『待たんかコラァーーっ!!貴様このー!
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(イメージ画像)

まさしく鬼の形相で悪魔どもが迫ってくる、、
その恐怖はオレ達の心を折るには十分だった。
ついにペダルを漕ぐ速度を遅め、逃げるのを諦めたオレ達に
追いついた悪魔はこうささやいた。

お前ら・・ついてこい・・
人気のない場所に誘われ、無言でついていくオレ達。
ここで、逃げろよ!と皆さんは思うかもしれないが、それは無理な話だ。
なんせもう恐怖で心が折られていて、もし逃げきれなかったら
殺されるかもしれない」とか想像してしまってるから足がすくむのだ。
そして悪魔どもはどうやら建物の裏の陰を執行場所と決めたようだ。

なん逃げようとや!貴様らコラ・・・*くらすぞっ!!(*博多弁で殴るの意)』

ふひぃいい!

はよ財布出せや、マジくらすぞ!全員たいっ!(博多弁)』

怖かった・・もうホント怖かった。
だから財布出した。他のみんなも出した。そして全部抜かれた
すぐに出したので、なんとか殴られずに済んだが、果たしてこれで良かったのかどうか、
その答えはいつも闇の中だ。

その後、無一文のオレ達は近所の裏山へと向かった。
この山は入り口に長い坂があるんだが、暇でしょうがなかったオレ達は
この坂足をつかずにチャリンコで登り切るという、
中学生らしいトライをして暇をつぶしていた。
坂の途中で同世代のガラの悪そうな少年達5人と眼があった。
たぶん、他校の生徒だ。

こりゃあ・・ヤバいかもな・・・
オレの悪魔レーダーはギュンギュンに反応していた。

おいっ!貴様ら

やはりだ。
本日2回目の悪魔登場
まさか一日に2回もたかられるとは夢にも思わなかった。
しかもこんどは5人、こちらより数的に優位な状況だったせいか、
かなりの勢いですごんでいた。
・・・が、、ふふふ・・奴さんよ。一足遅かったなぁ・・
なんせオレ達はすでにたかられた後で素寒貧だ。
失うものなんて何も無いんだぜ。
けけけ、ざまーみやがれだ!
いくらか心に虚しい風が吹くがこの際それはスルーした。

おい、財布出せや!

ほぉ~らおいでなすった、別にいいですよー。だって中身は入ってないからねー!
と思いながら、チラリ・・と友人の方を見てみたら、やっぱり彼等も
したり顔で財布を差し出している。

なんや空っぽやんか!どこに隠しとうとや!出せっ!このぉ!
悪魔の一匹がしきりにわめいていたので、オレはこう言ってやったんだ。

実はさっきもたかられて、もう全部取られました

はあっ!?うそつけ貴様、ポケット見せてみろ

ヤツ等はそう言いボディチェックをしていたが、そんなの無駄だ。
なんせ、オレ達はホントに素寒貧だからな!
へっへへーーい!ざまーみそ汁たくあんボリボリっと!
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こいつらマジで持ってねぇ・・くそっ!お前らもう行けっ!

へへ・・ついにヤツ等に勝ったぜ・・
オレ達は「ヘーーーイ!」とハイタッチを交わした後、
しばし間抜けな悪魔どもの話題で盛り上がり、勝利の美酒に酔いしれた。
まあ、虚しい風は皆の心に吹き荒れていたが、それについては話さなかった。

そして時は経ち、、辺りも薄暗くなって来た頃、友人Iは塾があるので先に帰った。
Yと二人になったので少し早いがそろそろ帰ろうという事になった。
今思うと、二人ともこの散々な一日を早く終えたかったのかもしれない。。
が、なんとここに来てまた事件が起こった。

・・オレ達の前から一人の同世代の男が話しかけてきた。

おい、お前らちょっといいや?
・・・?たかりにしては物腰が少し柔らかに感じたオレは

『はい?なんですか?』と普通に答えた。
すると、男はこう続けた。

お前ら2年やろ、見た事あるぜ
そうだ、オレはこの時、中学2年だった。

オレは3年の○○ってもんやけどくさ、お前らオレ知っとうや?
そんなの知る訳ない。

いえ、分かりません。
オレがそう答えると、冷たい後輩やなあ、とか言いながら男は話を続けた。

オレ、ちょっと家出して来たったい。金が無いけんお前らちょっと財布出せ
おげーーーーーーっ!?また!?今日3回目かよーーーーっ!!
そう、、こいつもまた悪魔だった。

さすがにここまで来ると、何かふっきれた感もあったし、
この人ならなんか分かってくれそうだ、という気もしていたので
この物腰柔らかな「悪魔先輩」に今日遭った事を全て話した。

それマジや!?お前らついてないの~・・じゃあ金ないとや?

はい!もう持ってません
(よしっ!どうやら分かってくれた。後は解放を待とう)

ん~~・・じゃあ、お前らその辺のヤツをカツアゲして来い、な。
甘かった、、オレの考え甘かった・・。。

『カツアゲして来い、な。』って。
この男、悪魔もいいとこ、もはやこれは悪魔将軍と呼んでもいいだろう。

すみません!それは勘弁して下さい!

ちっ!ああーっもういい。お前ら行け
オレの必死のうったえが効いたのか、、悪魔将軍は諦めてオレ達を解放した。

二人で家路につく途中、ふと友人Yの顔を見たが
彼は4歳くらい老けこんだ感じになっていた。
そりゃそうだ。一日に3回もたかられ、最後はカツアゲを強要されたのだ。
まあ、今となっては笑い話で済ませてやるが、オレは一言だけ言いたい。

お前らは・・・・クズだーーーーーーーっ!!




カモられ続けたあの頃・・(第一章)
やあ、ご機嫌いかがかな。
オレの行くとこいつも雨」でお馴染みのKOZY★KOZYです。

さて、今回もオレが中学生の頃の話をしようか。
・・・オレが通っていた学校は、いわゆる1つの「ヤンキー学校」だった。
今のヤング達は「ぷすすーっ!おいおい、ヤンキー学校て」と思うかもしれないが、
あの当時オレ達のハートをがっちりキャッチして止まなかったのが
ビーバップハイスクール」や「ろくでなしブルース」なんかだ。
つまり僕らは「ツッパリ世代」な訳だからこれはもうしょうがないのさ。
自分の名前が「トオル」や「ヒロシ」だとちょっと優越感!?みたいなそんな微笑ましい時代だ。

少し話が逸れたが、まあオレが通っていた学校はヤンキー学校で、
オレはというと決してヤンキーではないが、髪型は前田太尊風リーゼント
(オレ的にはそうだった)でバッチシキメていた。
もちろん※ダイエースプレーで固めるスタイルだ。
kamo-01+.jpg
(↑イメージ画像です。)

※超ガッチガチに固まるヘアスプレー。
 正式には「エレーヌ ヘアスプレー」というが、
 ダイエー系列のスーパーにしかないのでダイエースプレーと呼ばれている。

そんな髪型だったせいか、外を出歩くと絡まれる事が良くあった。
絡まれるとは要するに「たかり」「カツアゲ」だ。
怖い言い方をすると恐喝だろうか?

まあ、どんな具合かというと、、例えば下校時に歩いていると
急に後ろから「ぅおぉいっ!」と声を掛けられる。

ビクっ!・・・やべえ、どうしよう。無視しようかな・・・うん、そうしよう
と考え、オレは歩みを進める。

すると・・・
おいっ!貴様たい!(博多弁・・)聞こえとろーが!こっち向かんや コラっ!
ふひぃ~コエー!!渋々足を止め振り返るオレ。

やはりヤバいくらい顔がコエー、金髪リーゼントの2人組がそこにいる。
彼らの眼光は、睨み殺すぞコラ!とでも言わんばかりに鋭く、
そして必ず鶏のように「首をクネクネ」させながらこっちにやって来る。
そして決まってこう言うんだ。

貴様、なめとうとや!なん無視しようとや!コラ!(博多弁・・)』

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(↑イメージ画像)

まずはこの威嚇の儀式によって相手(カモ)の戦意を削ぐのだが、
この辺は野生動物のそれと同じだ。
そして相手の心が折れたのを確認するやいなや、すかさず本題に入ってくる。

財布出せや。

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(↑これもイメージ画像)

ここでやっとオレのターン。
①「素直に財布を出せば殴られない」、
②「出さなければ殴られて、その後財布もとられる」

という『不自由な2択』に対しての選択権が与えられるんだ。

賢明なあなたなら、どちらがマシかはすぐにお分かりだろう。
正しいのは・・・・そう・・・「①だっ!」。
オレが①を選ぶと彼らは速やかに財布の中身を抜き取り、少しニヤニヤし、
そして少し意外な気もするが、だいたい財布は返却される。
最後に「もう行っていいぜ」と奴らは言いオレを追い払う。
お前らが呼んだくせに、オレがこの場を去らされてこのイベントは終わる。
っとまぁ、だいたいこの形が最もスタンダードなパターンだ。

非常に理不尽極まる出来事だが、こんなのが
もし日常茶飯事だったらあなたはどうするだろうか?
そんなのあり得ない、とお考えか?
それがあるのだよ、実際に。
あの頃は外に出る度に、と言っても過言では無い程、
いぃーーーっつもたかりにあっていて、
あまりに多いんで当時はホント外に出るのが怖かったくらいだ。

そんな「たかられ時代」だった中学生の頃に
どうしても忘れられない一日がある。
その話は次にしようか・・・・第二章へ・・


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