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■牛心編:第一章 「歓楽街の洗礼」
ハロォ!
5百円玉を愛してる・・』でお馴染みのKOZY★KOZYです。
今回はオレの二十代の頃の話でいこうか。。

アゴが外れたり、カツアゲされたり、時にはギターを盗まれたり、犬嫌いになったり・・・
と、ティーン世代にはいろいろあったオレだったが、どっこい20代もなかなかのものだった。
オレは二十歳くらいの頃に、中州の牛丼屋「牛心」という店でバイトしてたんだが、
中州という土地柄からか、これがなかなかに珍事件の多い店だった。
面白いエピソードから、恐怖のエピソードまでいろいろとあるが、
とりあえずここ何回かは、この「牛心時代」のエピソードを語っていきたいと思う。

・・・まず印象に残っているのはバイト初日の出来事で、
この時の事をオレは「歓楽街の洗礼」と題し、心の1ページに刻んでいる。
この日は、あがり間近になってちょっと薄汚い一人の男が店に入ってきてオレにこう言った。

男:『ああぁ、ここにジャンパー忘れてなかった?』

K:『いえ、ありませんでしたけど』
そう、今日一日でジャンパーの忘れ物などは特になかった。

男:『おっかしいなぁ・・オレここに忘れてきたんやけどなあ・・・
   盗ったぁ?』


バカな!盗るかそんなもん!
正直、こんな薄汚い男の衣類など欲しいはずもないので、
もちろんキッパリNOと答えたが、それでもこの男はゴネ続けて終いにはこう言い出した。

男:『あ~あ・・無いなら弁償してもらわなイカンなぁー。オウオウ!』

ついに出た。
そう、この男いわゆる「いちゃもんつけて金を巻き上げる」というタイプの小悪党だった。
もちろん弁償の義務などあるはずもないが、なんせバイト初日だし、
想定外の出来事だったので、これはどう対応したものかと困り果てテンパったオレは
不覚にもしばらくの間硬直してしまった。
その間この男は「オウオウ!」と調子付いていていたその時、、やっと助け舟が入った。

S:『シュウちゃん、もう分かったけん、はよ出ていかんね!ホラホラ!』

そう言いながらバイト長のSさんは、ちょうど子猫を咥える親猫のような感じで
その男の首根っこを掴んで店外に引きずりだし、追っ払った。
・・・・?? どういう事だろう?

つまり、シュウちゃんと呼ばれるこの男、実は常連で店で経験不足の新人を見かけると、
いつも何かといちゃもんをつけて、金品を巻き上げようと絡んでくるらしい。
そして、店の人達もそれを知りつつも、トラブルへの対応の仕方など、
新人の素質を見抜く材料として、ギリギリまで助けずに見守る、という
いわゆる登竜門的なものになっているそうだ。

要するに、追っ払おうと思えばいつでもすぐに追っ払えるが、
とりあえずはしばらく放置して様子を伺う、という事なので新人にしてみればたまらない。

しかし実際これくらいのトラブルは楽にいなせるくらいでないと、
この中州という街ではやっていけないという事をオレは後に知る事になる。。

第二章へ・・


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